精米とは玄米の皮をむいて、白米にすること。
皮をむくことで消化吸収が良くなり、美味しさもアップ。しかし精米されたお米は玄米に比べ酸化しやすいという難点があります。
酸化が進むにつれて、モチモチとした粘り気や瑞々しさが失われてしまい、
味が落ちてしまうのです。お米の酸化をできるだけ防ぐためにはどうしたら良いか?
「保存は玄米のまま、食べる直前に精米する」というのがベストなのです。

では、「玄米はどうして酸化しにくいのか?」

玄米は、言わば外側を茶色のカラに覆われている状態です。
このカラの内側には、「ヌカ層」があります。ご存知、米ぬかの層ですね。
この2つを取り除くことが「精米」、つまりこの2つを取り除くと白いお米になります。
このように、玄米は「カラ」と「ヌカ層」によって、内側の鮮度を守っています。

健康志向、マクロビやロハス、自然食といった言葉のブームに伴って
玄米を販売している店舗や、小型の家庭用精米機も増えてきました。

精米済みのお米をまとめて買って保管されるよりも、精米したてのお米を
その都度購入する方が、美味しい状態を楽しめるということになります。
また、新米の採れたての頃はお米にも水分が多く含まれているため、
どんなお米でも柔らかくみずみずしい美味しさを楽しめますね。
しかし、新米は年中食べられるわけではないので
お米の新鮮さのカギとなるのは「保存方法」と「精米したて」ともいえるのです。
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